ロードショーの鬼212

Love among thieves.
泥棒たちの間での恋。
ヘップバーンの劣化具合を確認するための映画です。
世界的なピアニストであるキャロライン=デュラック男爵夫人(オードリー・ヘップバーン)は、演奏会の会場になっている博物館から、ロシア皇帝の秘宝「ファバージュの卵」を盗み出す。というのも、婚約者アラン(パトリック=ボーショー)が誘拐され、その命が惜しければ、盗み出せという取引を持ちかけられたからである。首尾よく盗み出したものの、義理の妹(前夫の妹)ソランジュ(サマンサ=エッガー)にも黙って呼び出しに応じると、怪しげな男スパイサー(ジェリー・オルバッハ)に付け回される。彼女の外出後、義理の妹の所に本物の犯人からかかってきた電話により、誘拐の事実が彼女にバレ、また、スパイサーが誘拐の犯人ではないことがわかり、助けに来た義妹により辛くもホテルに戻ってくると、本当の犯人からの指示は、レデラ(メキシコ?)に明日中に来いであった。
ホテルの前で張るスパイサーを撒き、直通便がないため、最寄りの空港行き(目的地とは200マイル離れているが)のチケットを買うと、小型セスナでレデラに向かう。飛行機の中で乗り合わせた、傍若無人なひげ男、マイク=チェインバース(ロバート=ワグナー)はさんざん彼女にちょっかいをかけてくる。
「たばこを吸っても構わないか?(Do you mind ...とか聞いたんですかね)」
「構うわよ!(Yes!の発音だけ異様にはっきり聞き取れました)」
さて、着陸すると、唯一のレンタカーはすでに貸し出した後だという。倍出すからと散々ごねて、先に借りだした男と目的地が一緒だとわかると、彼を運転手として雇うことにするが、車の所に居たのは、先ほどのチェインバース。
「たばこは吸うけど構わないな!」
ま、道中さんざん絡みます。
「頭が固い奴は、心がやさしいHard head is soft harted.」
…。
D. P.のhard head woman and soft harted man, They been causing trouble since it all began
(頑固女と腰ぬけ男、スッタモンダを続けてる♪)を思い出しましたが…。
ま、いろいろ。
「ミス=デュラック?」
「デュラック夫人よ。」
「離婚したのか」(ディボースド?)
「死別よ」(ウィドウド)
「死因は?」
「あたしが刺し殺したのよ。」←この適当な会話が最高。
「どうしてそんなにお金を持ってるんだ?」
「あたしが週に五日人間大砲で稼いだのよ。放っといて頂戴」
色々詮索されたくないキャロラインに対して、しつこく食い下がるチェインバースのやり取りが好きです。
ショートカットした山中で山賊につかまったり、追って来たスパイサー(山賊はどうやって撒いたんだ?)に銃撃されたりしながら、約束の町へ。
チェインバースを置いて、犯人達の元に向かうと実は、アランは犯人の一味でキャロラインを抹殺しようとしており…
いや、最初の盗難が簡単に成功しすぎ。あんなに簡単なら、自分たちで盗めばいいんじゃねえの?
ああ、疑いは彼女に向くわけだから、善意の第三者になれるわけか?
それから、真犯人のグループ、呼び出すなら移動手段ぐらい想像しとけよ。直通便がないのに明日中に来いとか…。
う〜ん、それにしてもキャロラインは世間知らずすぎるだろう。
ロバート=ワグナーは、ワイルド=シングズ(ロードショーの鬼32)のトム=バクスター。何の役?
ああ、もともとのサムの恋人バーバラ=バクスター(ジェニファー=ビニ)の父親で弁護士役か。
裏切り者の婚約者アラン(パトリック=ボーショー)は、パニック=ルームのジェニファーの元夫スティーブン。
え〜っと、ヘップバーンは劣化してますが、ローマの休日のあの髪を切る前の王女の顔が好きなのでその遺産てことで今回は勘弁。

















